【6年生】戦争のお話

19日(木)に、小野昭二さんにお越しいただき、戦争体験のお話を聞かせていただきました。小野さんは、兵庫県川西市で生まれ育ち、物心がついたころは太平洋戦争の終盤で空襲が多くなっていたそうです。1945年の4月から国民学校へ入学したものの、毎日のように空襲警報が発せられていたそうです。

6年生の子どもたちは、これまでの小学校生活で、様々な教科や教材で戦争について学習してきました。しかし、当時を生き抜いた人の話を聞く機会は、あまりなかったのではないかと思います。実際に戦争を体験した方の話に、目をそらさずに聞く子やリアクションする子など、真剣な様子で向き合う姿が見られました。

小野さんはお話をされる中で何度も「怖い」という言葉を使われていました。授業を受けている時に鳴る空襲警報、担任の先生と逃げた田んぼ道、自分たちのすぐ横に落ちた弾、燃える家の上を飛ぶB29、、、「怖いことばかりだった」と話されました。どうして、思い出すのも辛いはずの体験を、このようにお話してくださるのか。「これからの社会を築いていくみなさんが、政治に参加し、平和な社会をつくっていってほしい」とおっしゃっていました。子どもたちは小野さんからのメッセージを受け取ったと思います。

その日の宿題は小野さんへ手紙を書くことでした。

 先日は、戦争のお話を聞かせてくださってありがとうございました。決して楽しい話ではないはずなのに明るくお話してくださって、なんてすごい人なんだろうと思いました。戦争で苦しかったことを忘れてはいけない、子どもたちに伝えなきゃいけないのは辛いと思うけど、先日の小野さんの姿は勇敢だと思いました。戦争の時代はやっぱり過酷な環境だったんだと改めて思い知らされました。こんなに苦しくて辛い話をしてもらったからには、他人事ではなく自分のことだと考えて生きていきたいと思っています。(一部抜粋)

 

 今日は戦争や昔のいろんな話をしてくださって本当にありがとうございました。教科書には載っていなくて分からないこともたくさんあって、いろんなことが学べました。教科書で学ぶのと本人から聞けるのは全然違いました。ゼロ戦やB29のことはまったく知らなかったので、そんな物が昔に飛んでいたと考えると、すごく怖いなと思いました。馬小屋まで逃げたときにパ

イロットの顔が見えて笑っているように見えて、本当はどんな気持ちだったのかなと思いました。戦争は二度とあってはいけないから、日本の平和がいつまでも続くように自分たちで自分の国をつくっていきたいです。 (一部抜粋)

当時を生き抜いた人が少なくなってきているなか、お話を聞いて、自分事としてとらえ、平和を実現していこうとする姿勢がとっても素敵だと思います。小野さんへの感謝の気持ちや平和に対するねがいを、全員がしっかりと考えて書くことができていました。

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